子どもを育てるお母さんのための雑誌マナメッセホームへ

コンテンツ
   
  
1994年総集編目次ヘ戻る

6. 害 人工合成食品

   ・
ニセモノ食品で
    グルメ気分!?

    [読む→]

   ・市民権を得た(?)
    コピー食品
    [読む→]

   ・あの手この事で
    ごまかし食品
    [読む→]

   ・外食産業は
    コピー食品花盛り
    [読む→]

   ・一括表示、
    キャリーオーバー、
    加工助剤の問題点とは?
    [読む→]

 


害 ニセモノ食品 色も味もウソ! あきれてしまう
取材・文/工藤 和子

サラダ油で人造イクラ
大豆油脂から、とろりスライスチーズ
くず肉で作る形成ステーキ
シシャモの卵を固めてカズノコ
ゼラチン、強化剤、糊量で、フカヒレ
栄養価のない“ニセモノ”は危険だらけ

ニセモノ食品でグルメ気分!?

★本物そっくり究極のコピー食品

一億総グルメ、飽食の時代と言われる今の日本ですが、その実情を調べてみて、改めてガク然!こんなにニセモノがあふれているのです。よくもまあ、こんなにソックリに・・・、とあきれるやら、感心するやら。でも感心してはいられません。それがいかにも本物らしく、外食産業やお惣菜や弁当や給食の材料として、幅広く大量に使われている事実を、私 たちはもっとよく知るべきでしょう。写真で紹介しているものは、スーパーなどで購入した他、プロの仕入れ先の築地市場で見つけたり、コピー食品研究会の佐藤雄三さんの協力で集めた一例です。

★サラダ油エキスで人造イクラ

コピー食品の傑作!人造イクラは、本物と混ぜて、お店でよく使われています。以前は皮が固いといわれましたが、今はむしろ逆で、熱湯で白く濁るものが本物です。作り方は、海藻抽出物のカラギーナン、キサンタンガムなどの溶液を、天然着色料で着色、目玉には同様の着色をしたサラダ油を注入。それを包む皮膜は海藻エキスとか「案外ヘルシーね」なんて思わないでください!カラギーナンは発ガン性の疑いあり味つけはもちろん化学調味料です。

★高級珍味はニセモノの宝庫

本物のからすみは、ボラの卵巣を塩漬けして乾燥したもの。コピー「唐干寿」は、サメとタラの卵を混ぜて、メタリン酸とポリリン酸の重合リン酸塩と、化学調味料・合成着色料(黄5、赤102)で作られています。そして、本物の値段の10分の1以下のこれが、小料理屋などで幅を利かせています。松茸の香りだけぷんぷんのきのこ状かまぼこや、タラや貝柱のすり身にウニ少々の「板ウニ」まであります。

★オードブルやおつまみは、コピー食品の大集合

小型のお弁当箱ぐらいの量のキャビアが、築地でたった1500円で買えました。二セ物キャビアはランプフィッシュの卵に着色した輸入品も多いけれど、これはとび魚の卵に合成着色料(赤40、黄5、赤3、黄4、青1)としょう油、化学調味料などの添加物で作った固形品。サラミチーズは肉のかけらも入っていません。タラ、豚脂、澱粉、二セモノチーズ、着色料、増粘多糖頬、調味料、保存料その他添加物だらけといっていいシロモノ。ビーフジャーキーが大豆たんぱく入りなのに牛肉の味がするのは、合成化学調味料と香りで、どんな味でも出せるハイテク食品技術のせいです。

★タラでカニ爪フライ、イカリング、エビフライ

豪華なフライの盛り合わせに見えますが、カニ爪フライの本物は、爪の部分だけ。爪の下のちょっぴりのカニ肉に、あとはタラのすり身のカニかまぼこをくっつけ、たっぷりパン粉をまぶして売られています。イカリングも、最近少なくなったヤリイカの代わりにタラのすり身に澱粉、ラード、卵白などを練り合わせイカそっくりにできています。もちろん化学調味料と香料でそれらしい味だから、お弁当などに入っていても分からない。本物のイカの半値で同じ大きさの輪切りで衣もついているので、外食産業に大もてとか。ひとくちエビフライも、エビ少々にタラや植物たんばくが混ぜられていました。ホタテにも同様のものがあるそうですから、くれぐれも表示を見てください。

★香りと色でおいしさ誘う

コピー食品の問題点は、本物とは全く違う安い原料を使って、本物らしい風味にするために、さまざまな添加物が使われることです。着色料、香料はごまかすためのまず第一の要素。天然系の着色料が増えていますが、安全なものばかりではありません(P.69のリスト参照)。どんな香りの味つけも、化学調味料フレーバーで可能といいます。アミノ酸などと表示された化学調味料の多用は脳神経系に害をおよぼします(本誌P.36〜45を参照)。市販品は表示をよく見てください。着色と香料は、どんなコピー食品にも共通す添加物です。

★業務用ゆで卵の輪切り、卵サンドにも

ファーストフードのお店などでよく出るゆで卵の輪切りりには、こんなロングエッグが使われています。殻をむく手間もいらないし、大小の違いもでないので、便利。作り方は、卵黄と卵白を別々に分け、黄身にはカロチン色素で着色した澱粉を増量。そのほか植物油、調味料、結着や強化などにリン酸塩が欠かせませんが、これは私たちの骨をもろくします。卵サンドにはこれが本物に混ぜて使われるとか。どうりで粉っぽいねっとり味のはずです。

★安物アイスクリームは増量剤がたっぷり

本物のアイスクリームは乳脂肪たっぷりの牛乳に、卵黄、砂糖でできる栄養価の高いものです。市販品の多くは乳脂肪が少なく、増量のため乳化剤や安定剤が必要になります。また安い植物油脂を使ったラクトアイスは、もうアイスクリームとは呼べないもの。脱脂粉乳の代わりにカゼイン、大豆たんばくなどを使い、安定剤にパルプから作られる合成糊料も使用。風味を出すために、香料やさまざまな甘味料、いちご色の着色料などがいっぱい。

★フカヒレスープ、松茸のお吸い物、練りわさびも、当然二セモノ

フカヒレも、松茸も、本わさびも高価なものだから、めったに庶民の口には入りません。本物の味を知らない人が多いためか、こんな本物とはかなり違う味が、まかり通っています。練りわさびは、白い西洋わさび(ホースラデッシュ)を緑色に着色し、香料、酸味料に、澱粉を混ぜたものが多く、本物よりずっとピリッと辛い。松茸のお吸い物は、香りだけする化学調味料の汁と思ってください(松茸ごはんの素は、まずいうえにその香りが炊飯器に数日間も残って困りました)。フカヒレは、ゼラチンと合成糊料と強化剤で作った業務用のものが、本場中国へも輸出されているというから驚きです。

★コピー食品が、どうしてこんなに作られるのか?

 昔から、麩を油で揚げたらがんの肉に似ていたので「がんもどき」と命名したような食品はありました。しかし、今の化学合成技術、添加物で作られるコピー食品は、それとは違う背景から生まれます。

★人造イクラはカーバイト工業から

″コピー食品″という言葉がマスコミに登場したのは、10年ほど前です。
昭和48年頃からスーパーマーケットなどに並びだしたカニあし、カニ棒が、実はタラの練り製品とは知らずに買った人から、だまされたと苦情が続出、主婦連が不当表示を規制するよう政府に申し入れて、やっと昭和59年に表示が厳しくなったことがキッカケ。通称カニかまは、もうその頃には71万tもの生産量で、ヒット商品になっていました。

 それ以前の二セモノ食品は、例えばピンク色をした魚肉ソーセージにしろ、まっ赤なウインナにしろ、本物とはかなり違う姿と味でした(しかし、子どもの頃、ソーセージといえば魚肉ソーセージのことと思って育った世代の私ですが)。
本物そっくりの出現。で、コピー食品と名づけられたものの中では、人造イクラの出来がピカ一です。

 人造イクラは化学メーカーの「日本カーバイト工業」が、接着剤を入れるマイクロカプセルを作るとき、偶然できた粒々状が、イクラに似ていたことから、その技術をそっくり食品に応用して誕生したもの。

 オレンジ色の粒の中の、目玉がちょっとずれているのも、ぷちんと口の中ではじける感触も、すべて工業的ハイテク技術のたまもの!本物より安い値で、本物と見分けがつかないモノを作れば、それを使って本物らしい値段で商売できる、そういううま味が想定されたうえで、莫大な設備投資をし、工業的に作られる食品なのです。

★天然系の原料、着色料だからって、安心できない
北海道消費者連盟の「コピー食品研究会」 佐藤雄三さんは語る

 最近は天然系の着色料を使っている「コピー食品がほとんどです。天然系なら安心でしょうか? そして香料は?

『これがコピー食品だ!』を出版している北海道のコピー食品研究会≠訪ねてみました。

「最近は着色料も天然系が増えているし、本物とは違っても、安くてそれらしい味を楽しめるんだからいいじゃないという人が増えていますが、以前と加工技術、生産工程ラインは変わってないわけです。表示されないさまざまな化学処理、加工助剤の助けを借りてできるものがほとんど。ムリに本物に似せようとするから不必要な添加物がいるわけで、その一つ一つは微量でも、香料や天然着色料の安全性の検査は、まだよくされていないのが
現状です」と、「コピー食品研究会」の佐藤雄三さん。

[上に戻る]

市民権を得た(?)コピー食品

ヘルシー志向の高まりで、バターの代用品だった植物油製マーガリンが、低カロリーで、コレステロール防止食品として、むしろ一般家庭に歓迎され、市民権を得てきたように、最近では植物性油脂の生クリームや、大豆油から作るチーズまでが登場。第二、第三のマーガリン的存在をねらっています。もはやコピー食品は、それなりに市民権を得ているとも言われ、コピー食品のヒット、カニかまぼこは今や100億円産業です。これが大好きでわざわざ買う人も多いとか。思えば昔の、魚肉ソーセージの人気もそうでした。これはあとで殺菌漂白剤のAF2の発ガン性が問題になったことを思い出します。コピー食品は、本当に市民権を得たと言っていいのでしょうか?本当にヘルシーなのでしょうか?

★原料と色は天然系でも、味は化学合成物質で

まず原料のタラの 冷凍すり身には、 品質保持のため重合リン酸塩が使われていますが、これは原料のキャリーオーバー(もちこし)として表示義務がありません。タラの味を消し、カニ風味にするためにグルタミン酸ソーダ、グリシコハク酸など数種類の化学調味料と香りがたっぷり添加されます。またPH調整剤ほか、製造の過程で使われる表示されない加工助剤などの不安もあるかまぼこです。

★アレルギーに要注意のマーガリン 

原料の油は大豆やコーンその他の混合植物性油脂で、三大アレルゲンの一つである大豆は、アレルギー体質の人の除去対象食品になっています。そうでない人でも、最近は植物性油のとり過ぎ(特に不飽和脂肪酸の多い紅花油など)は体内で酸化を進めアレルギーを誘発しやすい体質を作ります。マーガリンは、液体状の植物油を無理に固めるため、水素添加で硬化油にし、さらに乳化剤などが欠かせません。

★植物性だからヘルシーとはいえません

最近よく使われるコーヒーのミルクは、脱脂粉乳に大豆油などの植物性油や、カゼインナトリウムなどのたんばく質入りのもので、原料を混合させる乳化剤、安定剤の増粘多糖顆、PH調整剤などが添加されています。少量だけ入れるのだから、ぜひ本物のミルクのおいしさを味わいたいもの!乳脂肪の生クリームでもホイップした商品には、分離を防ぎ安定させるために同様の添加物が使われています。植物性というだけでヘルシー、ダイエットと思う人が多いようですが、豆乳にしても輸入大豆のポストハーベスト農薬残留の不安や、添加物の多きから考えて、体に良いとは思えません。

★乳酸菌も生きてない、大豆たんぱくチーズなんて 

アメリカでだいぶ前からはやっていた植物性チーズは、日本ではピザなど業務用に使われていましたが、最近大豆から作った市販のチーズも登場。植物乳たんばく、香料、乳化剤、澱粉、PH調整剤、安定剤、着色料など本来のチーズにないものが多く添加されています。試食してみたら、あと味が悪く気持ち悪くなりました。ナチュラルチーズは、生乳を発酵させ乳酸菌などが生きた健康食品。日本のチーズはほとんどがプロセスチーズ。加熱溶解し乳化剤、安定剤入りです

★ほとんどのコピー食品に着色料が

 天然系の着色料でも、エンジ虫から抽出して作られる、いちご色のコチニールをはじめ変異原性などが分かっているものは、ラック、ベリー色素、カラメル、ベニバナ黄色など計10種類ほどあります。(P.69のリスト参照)。これらバイオ技術などを駆使して作られる天然物の着色料の毒性については、まだよく実験されていないのが現状です。さらに香料についても、バニラエッセンス他たった数種類しか安全性の検査がされていません。
確かに香料はごく微量しか使いません。しかし日本、いや世界で認められ、使われている天然着色料や香料(中には酵素などを人工的に操作して作られるものも)は、決して安全性のテストが済んで認可されているわけではないのです。

[上に戻る]

あの手この事でごまかし食品

コピー食品とは別に、食品の鮮度や品質をごまかすための、あの手この手の方法があるのを御存知ですか? れんこんやさつまいもをきれいに見せるためリン酸塩などが使われますが、切りごぼうや洗い里いも、カット野菜にも同様の殺菌と鮮度保持液が使われ、ビタミンCを減少させています。さけの切り身やタラコには、発ガンを誘発する発色剤の亜硝酸塩を、魚の鮮度をごまかすため、目玉に鮮度保持液をスポイトでたらしたり、全身をざぶんと漬けてしまうことなどもされています。その他、まだまだエッと驚くこんなものが…。


★弁当やおにぎりにはこんな薬剤が

家で作るおにぎりはすぐまわりがパサバサになるのに、コンビニのお弁当やおにぎりは冷めてもしっとりツヤがあるのはどうしてでしょう?やっぱり秘密がありました。例えばタケダ薬品が業務用に売っている「ライスソフト」は、@古米の臭みがぬけ、Aふっくらと炊き上がるので経済的、B冷えてもパサつかずおいしさが持続される、と宣伝されています。このような改良剤(特殊澱粉、乳化剤、酵素など)の安全性について、メーカー側の返事は「現在調査中」とのこと。高温で活性化する酵素は、突然毒物に変質する可能性もあるのです。それからお弁当や惣菜には、食中毒防止のための殺菌効果のあるアルコール製剤溶液がシューッとスプレーされています。

★粉末の酒を、水で溶いて菓子類に?

まさか、粉末酒というものがあるとは知りませんでした。取り寄せたサンプルを、半信半疑で編集部が水で溶いて飲んだら、一応白ワイン、赤ワイン、ブランデー、ラム酒の味で、それらしい色もついています。ブランデーとラム酒の成分表示は、企業秘密で載っていませんでしたが、ワインの方には香料、酸味料、酸化防止剤(亜硫酸塩)とありました。アルコールの表示は?だから酒税法にひっかからず、食品加工や、菓子顆に使うのに都合がよいのかもしれません。

★豚肉たっぷりの宣伝文句は、ウソ

かつて大豆たんばくのソイヤミートや、小麦たんばくのグルテンミートは、菜食主義者の肉の代用食でした。あるいは、脱脂大豆などは家畜のエサにされたりもしていました。ところが今では、ヘルシーだからと加工食品に大いばりで増量剤として使われています。餃子、シューマイ、春巻、肉まんなど、原料肉の40%まで植物タンパクを入れてもJASマーク付なのです。ポーク味、ビーフ味、カニ味、何でもござれの化学調味料がつきもの。

★古くなった肉の色も、新鮮に見せる添加物

肉の中でもひき肉は特に、時間がたつとすぐ色が茶変してくるのに、店のハンバーグ類などは赤々としたままです。牛肉、豚肉、そしてひき肉には、色を新鮮に見せるニコチン酸アミドという添加物が使われている場合があります。この添加物は以前、肉を食べて手足がしびれ顔が赤くなりブツブツができた人が続出し1982年に食肉や魚介類への使用が禁止されていますが、今だに秘かに食肉業界では量をひかえて使われている様子です。その他、硬い肉をたんばく質分解酵素でやわらかくしたり、牛肉に乳たんばくを注入して霜降り状にする新製品もすでに出現しています。

★その他の添加物の問題点 体内での複合汚染も心配

ほとんどのコピー食品に使われる着色料の他に気をつけたい添加物の不安を4つあげてみました。

@ コピー食品の中で、共通してよく使われる″リン酸塩″は要注意。これは発ガン性はないものの、体内のカルシウムなどを奪って結合し、尿として排出させる働きがあり、その他の鉄分やミネラルにしても同様の作用をします。
リン酸塩は、コピー食品に限らずほとんどの加工食品に使われている添加物です。用途は漂白、結着、品質強化、保水分散、吸湿凝固防止、清澄などです。数種類の添加物名を一括で表示することが許されている乳化剤、安定剤、PH調整剤、膨張剤、酸味料、調味料にも入っています。
めん頬の品質改良剤として使われる、かんすい″にも、リン酸塩に似た添加物が数種類、重合して入っています。その他、さつまいもやれんこんの色を良く見せるためや、カット野菜の鮮度保持のため、清涼飲料水や菓子類の多くにも使われています。
そして、知らず知らずのうちにリン酸塩を取り続けた結果が、最近の子どもの骨が折れやすくなったこと、若い女性の貧血性、中高年の骨粗鬆症などといった現象によく現れています。

A コピー食品の味つけには、アミノ酸などと表示されている化学調味料が不可欠。これはとり過ぎると脳神経系から全身に異常を招きます。

B 一括表示される乳化剤や強化剤の中でグリセリン脂肪酸エステルなどは安全ですが、よく似たソルビタン脂肪酸エステル、しょ糖脂肪酸エステルには染色体異常の疑いがあります。

C その他にさまざまな加工の段階で使われる加工助剤、それから原料の中にすでに含まれている添加物は、キャリーオーバー(もちこし)とみなされ、表示されていないので分かりません。表示されていないこれらの添加物は、体内でどう複合的に作用するのか分からない、という不安が残ります。だから少しでも不安な食品を避けるため、表示をよく見て買い物をするようにしましょう(P.69〜70の特に避けたい<あぶない食品添加物一覧>を参考にしてください)。

[上に戻る]

外食産業はコピー食品花盛り

外食産業は20数年前の10倍以上の急成長といいます。ハンバーガー店、ファミリーレストラン、居酒屋、弁当屋、回転寿司、そしてお惣菜。食事は、外で手早く、安くといっても栄養や安全性無視でいいのでしょうか。

★本物の味を知れば、粗悪な味のコピー食品は食べたくなくなる

 東京都の食品監視課や消費者センターへ問い合わせたところ「コピー食品は原料の値段も上がってきて、今はそれほど伸びていないのじゃないかと思いますが」と言われました。

 ところが実際は、新たなコピー食品の出現と、粗悪品のイメージ防止のためかある程度、市販値を高めにつけられたコピー食品がコンビニ、スーパーなどで幅を利かせています。また外食産業では安い業務用のコピー食品の需要が伸び、今や推定500億円以上にのぼる産業になっています。

 安くて手軽なコピー食品や加工食品で食事をすませる家庭が多くなっています。本物の味を一応知っている世代はまだいいのです。いつもコピー食品や加工食品を食べている子どもたちは、その味になじんで育ちます。化学調味料入りの食品でないと、おいしいと感じられない子どもが驚くほど増えているのは、その結果でしょう。こうして本物の味を知らない世代は、ニセモノの味に慣らされ、数々の添加物を少しずつ体に蓄えていきます。

 本物の味、香り、色などのおいしさを、ぜひ子どもたちに伝えたいもの。

 ごまかし、ニセモノ食品にこれ以上だまされないで!

★<あぶない食品添加物一覧> 

コピー食品につきものの食品添加物。現在日本では化学合成添加物349品目、天然添加物1051品目が認可されていますが、その中の特に避けたいもののリストです。


着色料
甘味料
保存料
酸化防止剤
発色剤3
漂白殺菌剤
品質改良剤
防カビ剤

[上に戻る]

一括表示、キャリーオーバー、加工助剤の問題点とは?

数種類の同用途の添加物は、一括表示が許されています。毒性の強いものは少ないといっても、種類の多いこと。原材料の中に使われると、キャリーオーバー(もちこし)とみなし、表示されていません。また、加工助剤(加工の過程で使われる添加物)も、最終的に残留しなければ表示をまぬがれますが、本来の栄養成分を壊します。これでは食物の生命力や栄養を食べているのか添加物や増量剤を食べているのか、分からなくなってしまうというものです。

★ガンになるには、次の2つが作用して完成されます

・発ガンのイニシエーター
正常な細胞にキズをつける(仕掛け人作用)

・発ガン化のプロモーター
その細胞膜を変化させる 細胞分裂をうながす
(仕上げ人作用)

1つの添加物の中に、発ガン化する仕掛け人作用と、仕上げ人作用の2つを持っているものと、1つだけの作用のものがありますが、強烈なものは、発ガン性と記しました。変異原性とは、遺伝子の一部に突然変異や染色体異常を起こし遺伝的性質にする働き(タバコの煙や魚のおコゲにも変異原性があります)。

変異原性だけなら、まだいいとする説もありますが、その他の添加物と作用しあうと容易に発ガン化します。また強い変異原性は催奇形性に結びつくものがあります。

[上に戻る]



トータス株式会社 コピーライト