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18. 薬を飲まないから、
   みんな元気!!
 

   ・薬・注射に頼らない
    子育てを実践する
    3人のお母さん
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薬を飲まないからみんな元気!!

取材・文/原プロジェクト

薬の副作用が怖いことは、多くの人が知っています。でも、医薬品のコマーシャルは毎日テレビから流れてきますので、残留農薬ほど警戒しないで安易に使っていることが多いのではないでしょうか。薬は科学物資そのものてすし、しかも添加物等とは比べものにならないくらい1度にたくさん摂取します。だからこそ、危険がいっぱいなのです。そこで薬に頼らない子育てを実践するお母さんの声をぜひとも参考に。

薬・注射に頼らない子育てを実践する3人のお母さん

● すべての化学物質を100パーセント避けるのは無理。だから化学物質の固まりである薬だけは服用しません

高木智子さんは、4人の子どものお母さん。ご自身もほとんど薬や注射を使用しないで育てられたという経験の持ち主で、当然のごとく4人の子育てにあたっても薬や注射を避けているといます。「だからと言って、医療を否定しているわけではないんです。生命にかかわるようなことになったら、例えば、車にぶつかったとかの大事故の場合は、薬を使わなくてはと思います。幸い4人とも今まで、そういう場面に出あわなかったので、薬を飲まなくて済んでいたのかもしれません。とにかく、できるだけ化学物質は体内にとり入れない、ということなんです。何がなんでも入れないということでは、ノイローゼになってしまいますから(笑)」

とはいうものの、子どもというのは、よく熱を出したり、幼稚園や学校で病気をうつされて来たりします。

「うちは4人いますからね。誰かが病気を持ち込むと、次々に伝染するので、“はしか“も”おたふく風邪“もみんなやりました。いずれも病院へは行かずに、安静にして治しました。もちろん薬も服用させずに。やはり、簡単に薬を使ってしまっては、本来私たちの身体が持っている自然治癒力を減退させてしまうし、どんどん強い薬を使わなければならなくなってしまうでしょう。薬がなくては、健康が維持できない身体って変ですよね」そういえば、私たちは、健康増進剤などを、毎日飲んでいる人をたくさん知っています。そしてそれが不自然に感じられないくらい薬に慣れてしまっています。高木さんの言うように、身体が薬なしではやって行けなくなっているのかもしれません。考えてみれば、かつて子どもたちは、病気を友だちのようにして成長してきました。ところが、いつの問にかそんなゆとりがなくなってしまいました。

「私が子どものころ熟を出すと、夜は母親がずっと看病してくれました。ところがいまのお母さんは、解熱剤を使って、自分は眠っていたりする。確かに、いまのお母さんは忙しすぎるのかもしれませんが、ちょっと違うような気がしますね」

昔のお母さんは、病気になっても、すぐに薬を飲ませたりせず、人間がそれまで培ってきた知恵で病気に対処していた気がします。そんな知恵が生かされなくなった現在、薬は危険だと知りつつも、子どもがいざ高い熟を出すと不安で薬を与えてしまうお母さんもいるでしょう。

「私も最初の子どものときは不安で、よく懇意にしていただいている先生に相談しました。その方は、薬をほとんど使わない、とてもいい先生なんです。そんなホームドクターを、早めに見つけることもお母さんの知恵のひとつでしょうね」

●最初の子どもを産むときに、陣痛促進剤をうたれてしまい、以来体質が変わって湿疹ができやすくなりました

薬の恐ろしさを実感し、子どもさんには、化学物質をとらせないように気を配っている横田みち子さん。

「確固たる医学的な証拠があるわけではないのですが、どうも薬の副作用で亡くなったらしいというような話はだいぶ耳にしていました。ですから、薬に対しては割と気をつけていたのですが、出産のときは、なぜか陣痛促進剤を病院の言う通りに打ってしまったんですよね。そんな苦い経験から、子どもにだけは、同じような経験をさせまいと思い、添加物や着色料の多い食べ物は、絶対にとらないように注意しています」

私たちの身の回りには、病気のときに飲む薬と同様に化学物質があふれています。ですから、警戒しすぎてしすぎるようなことはありません。防腐剤、保存料、着色料……。数えあげたらきりがありません。

「家庭でいくら注意しても、給食などのように、どうしても食べなければいけない場面が子どもにとってあると思われます。やっぱりそこまで排除できませんから、家庭で、周囲から見たら神経質かなと思われるくらい注意してちょうどいいのではないかと思っています」と横田さん。

私たちは、実に多種多様な化学物質を身体に蓄積していっています。ですから、横田さんの言われるように、注意しすぎてしすぎることはないようです。

「親が注意していれば、自然に子どもは化学物質をとらないようになるんです。というのか、化学物質に対して身体が拒絶反応を示すようになるんです。着色料や添加物いっぱいの食品に対して、子どもは正直に“まずい”と言いますからね」化学物質をとらないようにするには、薬だけでなく、日々の食事も大切なのです。

●薬に頼らない身体。とくに、次の世代への影響を考えて、薬を避けるような生活を心掛けています

お姑さんが近くに畑を借りているので、一緒に無農薬野菜をつくっている上野ひとみさんは、「薬というのは、必ず副作用がありますよね。ただそれが翌日におなかが痛くなる程度ならいいのですが、遺伝子に作用している場合を考えると、非常に怖いと思います。うちは3人のうち2人が娘なので、お母さんになる身体のことを考えて、極力危険なものは食べさせないように心掛けています。そのせいでしょうか嘘っぼい味にはだまされなくなっているようです。添加物いっぱいの食べものは“まずい”と言って食べなくなっています」と言葉をつないでくれました。

いわゆるレトルト食品など、現代の社会は、お母さんの手間を省いてくれるものが、これでもかという感じで並べられています。でも、その便利さと引き替えに失っているものがあることに気づいて欲しいと思います。

「不思議なもので、うちの義母も私自身も、体調の悪いときなど畑に出て土をいじっていると、元気になっているんですね。そういう力が自然にはあるような気がします。だからといって、それを盲信しているわけではありません。医療も大切だと思っています。ただ薬に頼らない身体をつくってやることが、親の責任と感じているだけなのです」

どうしても治らないような病気の場合、病院に行くことは必要だとも、上野さんは言います。ただそのときの病院の選び方は、大切です。

「すぐに注射をする、あるいは、薬を大量に出すような病院には行かないようにしています。その見分け方のポイントは、外観。建物にお金を使っているような病院は、避けたいですね」とのアドバイス。

●薬を使わないための知恵

   ・ 熱は発刊によって下げる

子どもは、割合よく熟を出します。大人だったらかなり辛く感じられる高い熟に、慌てて解熱剤を使うのは危険です。3人のお母さんの結論としては、まず温かくして、熱を汗と一緒に出してしまうのが一番。

ふとんに寝かせて、汗を拭いたり、脱水症状に気をつけ、水分(番茶など)を飲ませます。子どもの年齢が低ければ低いほど、お母さんがそばにいてあげてください。子どもを勇気つけるためにも。

   ・ ケガをしたらまず水洗い

元気に遊び回る子どものスリ傷は、勲章です。でも傷口から化学物質を身体に入れるのは考えもの。

ケガをしたら、まず雑菌を洗い涜すことを考えます。理想からいえば浄水器を通した水ですが、早い方がいいので、近くの水道水で傷口を十分に洗い、後はガーゼを絆創膏で貼っておけば大丈夫です。

ただし、太い血管を切ってしまったような深い傷の場合は、まず止血をして病院へ行くことが必要です。

●“病気になったら病院に行く”ではいつまでたっても病気はなくならない

「体内にない化学物質をとり入れることは、何らかの副作用があるはずなんです。ですから、私は患者さんに対して、必要な薬を1種類、それもできるだけ少量処方するようにしています」

薬づけ・検査づけ等の医療が常識となっている中で、副作用のことを真剣に考えて日々診察している、東京都江東区、石黒医院の石黒康太郎院長。

私たちが通常服用する薬は、使い方や量さえ間違えなければ、原則として副作用がまずないと厚生省が認可したものです。というより、厚生省のお墨付きがなければ、一部の例外を除いて流通しないのです。しかし、結果として、副作用に苦しんでいる人はたくさんいます。

「日本人の国民性なんでしょうか、薬をいっぱいくれる医者や、注射をしてくれる医者は、いい医者だという意識が強いですよね。当院では、薬の怖さを患者さんに説明して、できるだけ薬を出さないようにしています。最近では、薬を出さないからということで通院してくる患者さんも増えましたから、薬好きの意識もだいぶ変化してきたようですね」と石黒先生。よく病院の待合室が、老人の集会場になっているという話を耳にします。これは医療ではなく高齢者問題の縮図なのですが、本来病院に行く必要もないのに、子どもが熟を出したりすると、つい病院へ連れて行ってしまうというお母さんもいます。そして薬をもらって安心する。病院の存在は精神安定剤のようです。でもその代償が副作用では……。

「医者というのは、病気を治すことに加えて、健康な人をずっと健康でいられるようにすることが大切なのだと思います。“治療より予防”ということですが、言うのはやさしいんですよ。実際にどうしたらいいのか、かなり難しいですね。私としては、病気に対する正しい知識を普及させるのがl番だと思っています。医師が患者さんに話したり、マスコミが取り上げたりして、多くの人が正しい知識に触れる機会を増やしたいのです。身体や病気について、薬や添加物等について、正しい知識があれば、病院に行かなくても済みますし、予防もできます」

こんな先生を主治医にしたいものです。

●風邪を予防し、症状を緩和する「濡れマスク法」

古くか“風邪は万病のもと”と言われています。しかし、風邪に対する決定的な予防法というのは、いまだに見つかっていないのが実情です。ところが、“非常に効果的な方法がある″と主張する方がいます。埼玉県川口市で臼田歯科医院を開業している臼田篤伸先生です。

先生の提唱する「濡れマスク法」というのは極めて簡単。夜、水に濡らして軽く絞ったマスクをかけて寝るというだけなのです。それも何か特別なマスクではなく市販のガーゼのマスクでいいのです。

「私自身が属邪をひきやすい体質だったので、何かいい方法はないかと常々考えていました。風邪をひくと、当然のことながら、風邪薬を飲んでいたわけです。そうしますと、胃をやられてしまう。そこで今度は胃の薬を飲む。そんな悪循環を繰り返していまして、なんとか薬に頼らない方法はないかと思っていたのです」と臼田先生。この方法に気づいたのは、風邪の流行時に、まとまった雨が降ると流行が下火になるということからだそうです。もっとも、私たちも加湿器を使って、湿度を高めて風邪の症状を緩和させようとすることがあります。

「それはですね。まず風邪のウイルスが湿度が高いとその活動が弱まってしまう。もうひとつ、人間の呼吸器粘膜が乾燥から守られて、生体の防疫機構(鼻粘膜の線毛運動、免疫能など)がスムーズに働ける。という2点の要因が考えられるのです。でも、一般の加湿器で、鼻の粘膜の湿度を上げるためには、部屋中がビショビショになる位やらないとダメですよ。そんなことをしたら、ふとんやベッドがカビやダニの温床となってしまいます。そこでマスクを濡らしてかければ効率よく水分を吸入できると思いついたのです。普通にかけると息苦しくて寝られませんので、上の部分を3分の1ほど外側へ折り返して鼻の下にくるようにします。こうするとマスクの厚さが倍になり、さらに効率が上がります。朝起きたら洗って干しておきます。この方法を始めて6年位になりますが、私はほとんど風邪をひかなくなりました。この方法なら薬も必要としませんから、とても安全です」

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