子どもを育てるお母さんのための雑誌マナメッセホームへ

コンテンツ
   
  1996年総集編目次ヘ戻る

   クスリを使わない生活

   ・薬は対処療法

   ・自然治癒力を
    とりもどすには
    [→読む]

   ・風邪をひいたら
    [→読む]

   ・おなか便秘には
    [→読む]

   ・痛みや疲労に
    [→読む]

   ・アレルギーストレスに
    [→読む]


こんな症状なら、薬はもういらない
クスリを使わない生活

取材・文/今 和朗

★薬は対処療法 原因は解決しません

薬はごくごく手軽に手にはいります。
そこで、ちょっとでも具合が悪くなるとついつい薬を飲んでしまいがちです。
しかし、薬には副作用があり、しかも、症状をなくすだけで根賽治療にはならない。
真の健康を目指すなら、自然治癒力を高めることこそが本来あるべき姿勢です。
薬に頼らず自然治癒力を高めるにはどうしたらいいか。以下にご紹介します。

風邪は?

これほど科学が進歩していても未だにちゃんと風邪を治せる薬は出現していません。では、巷にあまた出回っている風邪薬は何かといえば、例えば、鼻水が出たらそれを止める、せきが出たらそれを抑えるといった、要するに対症療法の薬ばかりなのです。こうした薬に頼っていては、風邪が根治しないのみならず、自然治癒力も低下させます。

痛みは?

痛みとは、誰にとっても嫌なもので、すぐにも解消してしまいたいと思っても当然です。しかし、痛みは人間の身体にとって実に意味のあるもので、身体の不調を訴える警鐘なのです。せっかく身体が警鐘を鳴らしているのに、鎮痛剤で痛みを止めてしまったのでは、根本原因の病気を進行させることにも。とにかく鎮痛剤の多用は問題です。

熟は?

熟はどうして出るのか。熱は、体内にはいって来たウイルスなどをやっつけるために発せられているのです。言い換えれば、熟が出るということは、自然治癒力が働いているという証拠で、むしろ喜ぶべきことなのです。解熱剤で無理に熱を下げても、病気が治るわけではなく、自然治癒力の妨げになるばかりだと知っておくべきです。

便秘は?

便秘は、とにかく不快なもの。肌荒れを招いたりもするし、つい便秘薬を飲みたくなるのも分からないではありません。しかし、安易に便秘薬に頼っていたのでは、次第に効かなくなり、どんどん飲む量を増やしてしまうという悪循環に陥る可能性大です。今求められているのは排便という人間本来の自然な行為を取り戻すことです。

アレルギーは? 

子どものアトピー、大人のアレルギーなどの治療法の柱になっているのはステロイド外用剤です。ステロイド外用剤は、魔法の薬といわれるぐらいよく効くのですが、その分副作用も大きく、しかも止めればリバウンド現象が起き、またステロイド外用剤に頼らざるを得ない依存症になります。ステロイド以外の療法が待たれています。

[上に戻る]

★自然治癒力をとりもどすにはさまざまな方法があります

人間には、本来自然治癒力というものか備わっています。その自然治癒力によって病気を治すことこそが理想的であり、本当の意味での健康体といえるのです。

ホメオスターシスが正しく働く身体が理想的 西洋医学

西医学では、人間の身体全体を有機的に統一された「一者」と見なす立場を取っています。これを「生体一者」の考え方といいますが、生体一者の「一者」とは、全体としてバランスがうまく取れていて、平衡が保たれている状態のことを指します。ホメオスターシス(恒常性維持機能)の考え方とほぼ同じ考え方だということもできます。人間の身体の中では、酸素と二酸化炭素、水分、塩分、体温、体液の酸性・アルカリ性、血圧などが自律神経とホルモンの働きによって、常に一定範囲内で平衡を保つようになっています。これが「一者」と呼ばれる健康な状態で、西医学の療法は常にこの「一者」の状態を目指します。(指導/渡辺正先生=渡辺医院院長・西医学研究所長)

病気は自然の摂理に反することにより起こる 東洋医学的民間療法

東洋医学では「気」が大いに話題になっています。「気」とは何かといえば、自然の力、宇宙の力です。では、病気はというと、自然の摂理に反することによって起こるものと考えられます。つまり「気」の力によって、人間が自然の摂理に合った状態になれば、病気は治るのです。言い換えれば、自然こそが名医であり、その摂理の中に病気を治す方法も隠されているということですが、それを具体化したものが、以下に示した療法です。これらの療法を実行する上で忘れてはいけないのは、その療法の効果を高めるのは人間の心だということです。病人を思いやる心が、療法に「気」を吹き込んでくれるのです。
(指導/佐藤久三先生=祐天堂において鍼灸・整体・気功術治療を行う)

香りが心と身体に対して癒し効果を発揮する アロマテラピー

 アロマテラピーとは、「芳香療法」と訳すことができますが、具体的には、植物の花、葉、実、根などから抽出した精油を使い、癒し効果に期待するものです。もちろん、香油がすべての病気に効果を発揮できるわけではないものの、それでも、かなりの病気に対して治療に役立ちます。元々、植物には薬効があり、重力に逆らって上に伸び、四方に広がる力を持っています。言い換えれば生命力に溢れているということですが、この生命力を人間の体内に取り入れます。また、香りが、元気を出すことに役立ったり、あるいは気分をリラックスさせたりしてくれるのもよく知られたところです。
(指導/宮川明子先生・中安一成先生=松が丘治療室で鍼灸・アロマテラピーの治療を行う)

人間には完全な健康体を実現できる能力がある アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダとはサンスクリット語で、日本語に訳すと「生命の知識」ということになります。インドで何千年もの歴史を誇る医学だということができますが、それは単なる古代医学ではなく、現代においても(いや、むしろ現代にこそ)価値のある医学なのです。アーユルヴェーダでは人間には、本来完全な健康体を実現できる能力があると考えられています。言い換えれば、自然治癒力、生命力が内在されているということで、そうした力を育めば、病気も解消し、元気になることができます。病気や症状のいかんを問わず、自然治癒力、生命力に満ちた完全な健康体を生み出すことがアーユルヴェーダの療法となります。(指導/蓮村誠先生=マハリシ立川クリニック院長)

[上に戻る]

★風邪をひいたら

せきが止まらなくなったり、鼻水が出たり、風邪をひくと、いろんな症状が出るけれど、それはみんな、風邪を治すために体ががんばっているから。そのしるしなのね。

こうしてお母さんがなでてくれると、のどが痛かったりせきが出ちゃうときも、とっても気持ちがよくなるね。足をお湯につけるのも僕、すごく好きだな。あったかくてこれだけで元気になったみたい。

せきが出る アロマテラピー
喉から胸あるいは背中をオイルマッサージしよう

風邪でせきが出るのはとても辛いもの。そんな時、アロマテラピーでは、オイルマッサージを行います。植物油(ピーナッツオイルやホホバオイルなど)25mlに対してユーカリ+サンダルウッドか安息香を合計で大人は4滴、子どもは1滴加えます。これを喉から胸の上部にかけて優しく塗ってやるか、背中全体に塗ってマッサージするのもいいでしょう。また足湯も、せきが出るなど喉の異常に効果があります。熱いお湯を洗面器やバケツなどに入れて、ジュニパーかラベンダー(あるいは、サンダルウッド、ユーカリ、安息香でもいい)を2〜3滴加えます。この中に、踝から下の部分を浸けておくと、喉が楽になって来るはずです。なお、どの精油を選ぶかということですが、自分の好きな香りを選ぶのがアロマテラピーの基本です。

せき・のどの痛みに 西洋医学
カラシ泥湿布がせきや痰の苦しさを和らげてくれる

せきや痰が出て苦しいという時に、西医学 では、カラシ泥湿布を用います。和カラシ100 gを用意して、55度のお湯で練って日本手拭いに塗り、喉から胸にかけて貼りつけます。時間的には20分以内というのが目安で、発赤したら効果があったと考えていいでしょう。和カラシには刺激成分があり、それが肺、心臓、食道、気管の循環をよくして、せきを鎮め、痰も切ってくれます。肺の循環がよくなれば、ウィルスや細菌の繁殖を防ぐことができます。喉が痛いという場合、うがいというのは誰しも実行するところのはずですが、ただのうがいではなく、生野菜ジュースによるうがいをお薦めします(キャベツ、白菜、レタス、ニンジン、大根、カブなどの野菜5種類程度をジューサーにかけ、水で2倍に薄めたものでうがいします。うがいした後、吐き出さず飲み込んでもOKです。ところで、せきなどは出ないほうがいいと思っている人もいるかもしれませんが、せきには気管や気管支に痰などの異物が溜るのを防いで外に出す役割があります。せきも、自然治癒力の成せる技なのです。

熱が出たら 西洋医学
脚湯法によって体内の毒素や老廃物を一気に外に出す

風邪での発熱には、脚湯法が大きな効果を発揮しま す。脚湯法のやり方ですが、まずはバケツを用意して 両脚のふくらはぎから下の部分を浸けます。最初は40度のお湯に5分間、次に41度で5分間、さらに42度で5分間、43度で5分間と、トータルで20分間行います。それから、タオルでよく拭き、15〜16度の水なら2分、17〜18 度の水なら3分浸けて仕上げとします。脚湯法を行う時は、身体は寝たままで、毛布や蒲団を着て温かくしておくことが大切。また、熱が出たからいきなりやるというのではなく、安静にして4〜10時間ぐらい眠った後で、しかも午後3時を過ぎてから実行してください。そうすると、体内に毒素や老廃物を溜め込んでから、一気に外に出すことができますから。この時、毒素や老廃物と共に、水分、ビタミンC、塩分といった有益な要素も外に出ます。これらは補給が必要で、ビタミンC豊富な柿茶を飲む、塩のナトリウムの害を防ぐためにリンゴジュースに塩を入れて飲むなどがお薦めとなります。

鼻が出る・つまる アロマテラピー 
コーヒーカップに精油を1滴落とし吸引するといい

風邪をひくと鼻の調子がおかしくなるというのもよくあるケースです。鼻水が出て落ち着かないというのも嫌なものですが無理やり止めるより、むしろ出るものはどんどん外に出してしまうべきです。鼻水よりも、むしろ問題といえるのが鼻づまり。溜っているというのは、身体にとって芳しいことではないのです。そんなときは、コーヒーカップに熱湯を入れて、ユーカリかペパーミントあるいはティートリーのうち好みのものを1滴落とします。そして、その蒸気を鼻でゆっくり吸引すれば、やがて鼻づまりも解消されて、気分もすっきりして来ます。子どもの場合は、蒸散の勢いが弱まってから行います。また、せきのところで紹介した足湯は、首から上の症状に対して効果を発揮しますから、鼻づまりの解消にも大いに役立ちます。

熟?が出たら 東洋医学的民間療法 
子どもにマッサージしてやることで熱を下げられる

 子どもが発熱すると、解熱剤などに頼ってすぐにでも熱を下げようとする母親が多いと思われますが、薬を使うことは自然治癒力を低下させ、将来に副作用の心配を残すことにもなります。薬に頼る前に、無理のない自然治癒力で熱を下げることを試みてください。@子どもを膝の上に抱くか寝かせるかして、膝から下、足首あたりまでを手でさすってマッサージする。A足背、足底、足指も軽くゆっくりもんで柔らげる。次に、お腹を時計回りの方向に、手の平でゆっくり大きく50回ぐらいなで回す。B背骨の左右を、手の平で上下に30回ぐらいゆっくりなで下ろす。C肩甲骨の間から首のつけ根にかけて片手を開いて置き、指を広げる。その手の平を手首を使い素早く左右に振る。親指以外の4本指が皮膚の上を滑りながらパタパタ叩くやり方を50回ぐらい繰り返す。最後に、仙骨の下部尾骨のつけ根付近に片方の手の平をピタッと当てて3分放置。数分後に、熱は下がります。

熟を下げるマッサージ法

@膝の上に抱くか寝かせて 膝から下、足首付近までを まんべんなくさする。
A足背、足底、足首をよくもみ、腹部を時計回りに50回ぐらいマッサージする。
B手の平で背骨の左右を30回ぐらい上からなで下ろす。
C肩甲骨の間から首のつけ根にかけ片手を開いて置き左右に振る。次に仙骨下部に手の平を当て3分間置く。

鼻がつまる 東洋医学的民間療法 
踵でお尻を叩いてやると鼻づまりが取れてすっきり

鼻づまりは、鼻粘膜が腫れて鼻腔が狭められ、分泌物も溜ることで空気の流通が妨げられることによって起こります。この不快な鼻づまりから逃れるためには、まず両脚を揃えて立ち、左右どっちの鼻がつまっているかを確認します。そして、左の鼻がつまっているのであれば、口で素早く息を吸いながら勢いをつけて左脚の膝を強く曲げて、踵で左のお尻を叩きます。右の鼻づまりであれば、当然、右の踵で右のお尻を叩くことになりますし、両方の鼻がつまっているのなら、左右両方の尻叩きを交互に行います。これを続けているうちに、鼻はスーツと通って来ます。中には、膝の曲がり方が不十分で、うまくお尻が叩けないという人もいます。そういう人はうつぶせに寝て、他の人の助けを借りてやりましょう。その場合、ヘルパーは、病人の踵の上10cmぐらいのところを握り、息を強く吸わせ、その瞬間に強く素早く膝を曲げて踵でお尻を叩きます。

踵でお尻を叩く治療法

つまったほうの側の踵でお尻を叩く。できるだけ勢いよく。

風邪のひき始めに 東洋医学的民間療法
長ネギとショウガと味噌で特効薬作りができる

 風邪は万病の元ともいわれています。実際、風邪をこじらせて苦しんだ経験のある人も少なくないでしょう。そこで、すぐ風邪薬を飲もうともするわけですが、仮に薬で症状を抑えることができたとしても、それは決して根本的に病気を治したことにはなりません。症状とは実は、身体が病気を治そうとしている自然治癒力の現れでもあるのですから、症状を抑えることは、即ち自然治癒力を低下させることになります。逆に自然治癒力を助けるような療法が求められているわけです。例えば、風邪のひき始めであれば、こんな特効薬があります。まず、長ネギの白い部分を5〜6cm用意して、みじん切りにします。親指大の半分ぐらいのショウガをすりおろし、ミカンの皮3cm四方を細かく刻みます。以上のものと、味噌小サジ半分、鰹節ひとつまみをすべて大きな湯飲み茶碗に入れ、熱湯を注ぎかき混ぜてフーフーいいながら飲み、温かいお粥を食べで寝れば、翌朝には元気に。

材料は、長ネギとショウガ、ミカンの皮、味噌、鰹節ということなので、どこの家庭でも 簡単に揃えることができるはずです。

材料の下ごしらえをしたら、大きな湯飲み茶碗に入れて熱湯を注ぐ。身体が温まって心地よい汗もかける。

これを飲んでから、温かいお粥を食べ、すぐ安静にして寝てしまうこと。風邪はひき始めが肝心。この特効薬で無理なく風邪を治そう。

[上に戻る]

★おなか便秘には

食べもので、お腹の具合はずいぶん変わるもの。薬にたよったりせず、こんなふうに、香りの働きを使ったり、体を動かしたりすることで、胃腸の調子を整えることができるのね。
体を動かすのは、ちょっと難しそうに思えたけど、お母さんに教えてもらって、一度覚えてしまうと、とても簡単にできるね。お腹や体が柔らかくなって、ずいぶんリラックスしたような気がするよ。

便秘に1 東洋医学的民間療法 
片足跳躍運動を繰り返すと慢性便秘も次第に解消

便秘の大きな原因として、足を動かす運動が不足していることが挙げられます。足を動かすということでは、歩くことはもちろんのこと、縄跳びやジョギングも効果的です。それによって腸が刺激され、蠕動運動が促されて便秘が解消されるのです。また、片足ずつの跳躍運動もぜひ実行してほしいもの。要するに片足でピョンピョン跳べばいいわけですが、まずは右足で15回、次に左足で15回跳んでください。便秘がひどい時には、右足と左足の跳躍各15回ずつを、2〜3回繰り返す必要があります。少なくとも朝晩2回ずつ。大切なのは必ず最後に左足で跳んで終わることです。慢性便秘の人では、特にこの運動を習慣
づけることが大切となります。さらに、朝の起きがけと夜寝る前に、おへその周囲を両手
の4本指(親指以外)で「の」の字を書くように根気よく押すのも効果的。始めは弱い力で、次第に力を入れていき、しこりのある部分はとりわけ念入りに押すことです。

片足跳躍運動療法
両足各15回を繰り返す

便秘に2 西洋医学 
朝食抜きでl日2食とし金魚運動と毛管運動も実行

西医学では、朝食抜きの1日2食を基本としています。どうして1日2食なのかといえば、午前中は排泄器官が働いている時間だからです。午前中は老廃物を排泄する時間であって、その時間に何かを食べると、消化にエネルギーを取られることになり、毒素や老廃物が十分に排泄されません。即ち、便秘になってしまうのです。便秘は、朝食抜きの1日2食と1日に2?の生水を飲むことで、ほとんど解消されます。いきなり朝食抜きは幸いというのであれば、朝食の量を半分にしたり、あるいはお粥にするところから始めて徐々に慣らしていくといいでしょう。また、これに加えて、金魚運動と毛管運動を実行すればさらに便秘解消は確実なものになります。金魚運動は、腸を正しい位置に戻して、腸の蠕動運動を改善、大便やガスの排泄を促します。一方の毛管運動のほうは、全身の血液循環やリンパ液の流通をよく、均一なものにします。内臓の働きもよくなり便秘解消にも効果的です。

★金魚運動
平らな床の上に仰向けに寝て、両手は首の下の中央部(頸椎3番、4番の辺り)で組む。身体を自然に一直線に伸ばし、足は、足首から先を直角に立てる。この状態で、両肘で調子を取るようにして、身体を左右水平に揺らせる。金魚が泳ぐ様子に似ていることから金魚運動と名づけられている。朝夕各1〜2分、できれば4〜5分実行すると、より効果的に。 

★毛管運動
平らな床の上に仰向けに寝て、首の下にはかまぼこ型の硬い枕を当てる。両手両足を床に対して直角になるように持ち上状手の指は少し離して伸ばす。足先は手前に曲げて、上になった足の裏が水平になるようにする。この状態で両手両足を微振動させる。朝夕各1〜2分実行を。

便秘に3 アーユルヴェーダ 
朝起きて水を飲んで排便 この習慣でけこそが不可欠

 アーユルヴェーダでは「アーマ」を重要祝します。アーマとは、健康な身体の働きを阻害しているもので、未消化のものともいえます。言い換えれば、アーマによって便秘するということができアーマを蓄積させないようにすることが、便秘解消には不可欠なのです。アーマを蓄積させないためには、まずは日々の生活を規則正しくすることが基本となります。具体的には、朝6時前に起床して、まず口をすすぐ。それによって口の中に蓄積されていたアーマを取り除くことができます。その後水を飲みますが、水を飲むことによって、腸 の様々な動きが正常になり、排便もスムーズにできます。朝6時からは身体を作る時間となりますから、排便までは、朝6時になる以前にすませておくことが望ましいのです。またアーマを増やさないためには、食事の量を減らすことも必要ですが、特に朝食と夕食は減らして、昼食をメインにすべきです。食事については、次の点にも注意する必要があります。食事の時には白湯を飲むこと、逆に冷たいものは避けた方がいいでしょう。間食は控えて、少なくとも食事の3時間前からは何も食べないこと。朝食、夕食では、揚げもの、牛、豚、魚、卵、罐詰、イモ類、パスタなどは避けます。

胃の痛み 西洋医学 
キャベツジュースを飲むと痛みが治まってくる

胃がキリキリと痛むという経験は、多くの人がお持ちなのではないでしょうか。こうした胃の痛みはストレスが原因で起こる場合が少なくなく、それが高じると胃潰瘍にもなります。胃潰瘍というのはストレス病の代表であり、強いストレスによりホルモンバランスや自律神経の働きが異常になり、胃液の分泌がおかしくなることで発病します。胃の痛み、胃炎、胃潰瘍に対してはどうしたらいいのかといえば、キャベツジュースが一番です。キャベツは上下に切って上のほうだけを使います。葉の1枚1枚をはがすようにしてすり潰し、ペースト状にしたものを食べるようにします。キャベツジュースとはいっても、液体ではなく、ペースト状でなければいけないということを守ってください。分量としては1回30〜40g程度(体重の重い人は多めに)で、1日3回空腹時に食べます。また、ストレス解消のためには、柿茶を飲んだり、生野菜を食べたりしてビタミンCを十分に摂ることも効果的です。

子どもの下痢 東洋医学的民間療法 
腰を反らせる圧迫療法で無理なく下痢を止められる

 子どもが下痢をした時には、母親はつい慌ててしまいがちですが、落ち着いて圧迫療法を実行してください。圧迫療法は決して難しいものではなく、誰でもできます。母親は両膝を開くようにして座り、子どもを仰向けに寝かせて、腰椎2番のところがちょうど片膝に当たるような位置にし、身体を反らせて1分間このままの状態にしておきます。大人が自分で行う時には、仰向けに寝て、腰の部分に高めの枕(子どもにとっての母親の膝の代わり)を当てがい、肩と踵で身体全体を支えるようにして、2〜3分間ブリッジします。両踵は腰幅よりやや広めで、50〜60cmぐらい開いておくことが必要です。これで、下痢を止めることができますが、これはお腹の冷えとか風邪が原因の下痢の場合です。下痢には、止めてはいけない下痢もあることを知っておくべきです。肛門を拭いた時に痛みを感じるような下痢は、腸管内の悪いものを排泄しているのですから、まずは出してしまうことが必要で止めてはいけません。

腰を反らせる圧迫療法

母親の膝のところに、子どもの腰椎2番が当たるようにするのがポイント。「よくなるからね」と優しい声をかけながら実行を。

下痢をしたら アロマテラピー 
精油の香りがするタオルを使っての温湿布が効果的

一口に下痢といっても色々な状能が考えられますが、普通ではない痛みを伴うような時には、医者へ行〜べきです。しかし、冷えが原因のような下痢であれば、アロマテラピーで十分対応できます。具体的には、洗面器にお湯を入れて、その中に、ラベンダーかカモミール、イランイランの精油を1〜2滴加えます。そこに入れて絞ったタオルで冷えた部分を温湿布してやると痛みや下痢が治まって来ます。原因が食当たりであれば、サンダルウッドかティートリーの温湿布が効果的です。また、いずれの場合も、ペパーミント、フェンネル、カモミールのハーブティを飲むこともお薦めです。風邪による下痢であれば、膝までの足湯(風邪の「せきが出る」を参照)も治療効果を発揮します。

アロマテラピーによる治療法にはいくつかのバリエーションがありますが、湿布というのもその中のひとつです。湿布にも温湿布と冷湿布があります。ここでは、冷えに対応する ということですから、当然温湿布で、精油の香りが心を落ち着けてもくれます。

胃のむかつき

☆ショウガ

胃がむかむかして吐きたいという時、民間療法ではショウガを用います。ショウガの絞り汁を冷たい水で薄めて飲むことでむかつきも取れて来るはずです。また、二日酔いでむかむかする時には、湯飲み茶碗に梅干し一個を入れて潰し、ショウガの絞り汁、醤油少々を加え、熱い番茶を注いだものを飲みましょう。

☆ペパーミント

吐きたい時には、変に我慢をずに吐いてしまったほうが、かえってすっきりするということもありますが、吐くに吐けず胃がむかついたまま不愉快ということも。そんな時の香りの味方がペパーミント。ペパーミントの香りを嗅ぐとなぜかすっきり気分になる。アロマテラピーの魔力といえます。

[上に戻る]

★痛みや疲労に

(母)香りは痛みをやわらげてくれるのね。それ以外にも、いろんな方法があるけれど、痛みは体が不調を訴えている大切なサインだから、それをきちんと感じとって、調子を整えてあげることが大事なのね。

(息子)痛いのはきらいだな。でも、それをおクスリでさっととってしまうことが、あんまりよくないってこと、僕知ってる。いい香りをかぐと、痛くなくなるね。

生理痛に1 東洋医学的民間療法 
コンニャクを使うことで痛みを和らげることが可能

生理痛は、特に思春期の少女に多く見られますが、大人になってからでも生理痛に悩まされる人は決して少なくありません。原因は人によって異なりますが、子宮の発育不全や位置異常、卵巣機能の異常、ストレスなどが考えられます。ひどいというのであれば、一度医師の診断を受けるべきです。ただ、日常的な生理痛であれば、それを和らげることができるいい方法があります。コンニャク療法というのがそれです。まず、ミルクカップに熱い砂糖湯を作って、熱いうちにゆっくりと飲みます。この時の砂糖は、白砂糖やグラニュー糖ではなく、赤砂糖か黒砂糖にするというのが大事なポイントです。次に、火にかけたままのお湯の中にコンニャクを入れ、芯まで体温程度に温めます。そのコンニャクの水分をよく拭き取ってから、下腹部に貼りつけ、上からタオルなどを当てて押さえます。この療法は、温めたコンニャクの持続熱により下腹部の血液の循環をよくして痛みを和らげるというものです。鎮痛剤を飲むのは手っ取り早いのですが、効果が強ければそれだけ副作用も強いということを忘れずに。

☆ 生理痛を和らげるコンニャク療法

1.スタートは砂糖湯を飲むことから。
 白砂糖、グラニュー糖ではなく赤砂糖か黒砂糖を使用。
2.お湯とコンニャクのはいった鍋を火にかけコンニャクの芯まで体温程度に温める。
3.そのコンニャクを下腹部に当て、タオルなどで押さえる。

 

生理痛に2 西洋医学 
特に合掌合蹠運動が重要でホルモンバランスを整える

生理痛に悩んでいる人は便秘の人が多いので、金魚運動、毛管運動を実行すること。また、合掌合蹠運動も重要です。合掌合蹠運動を行うと、身体の左右のアンバランスが矯正され、自律神経とホルモンのアンバランスも解消されます。また、痛みがひどい時には、七掛け湿布が効果的です。七掛け湿布とは、コンニャクを2枚用意して、1枚は45〜50度ぐらいに温め、もう1枚は冷蔵庫で冷やしタオルで包んで使用します。最初は10分温めて、次に7分冷やす。7分温める→5分冷やす→5分温める→3分半冷やす→3分半温める→2分半冷やす→2分半温める→1分40秒冷やす→1分40秒温める→1分冷やす、という順で。体液の酸・アルカリバランスが整うことで痛みが消えます。

☆合掌合蹠運動

平らな床の上に仰向けに寝て、胸の上で両手を合わせて合掌する。両手の指を押しつけたり緩めたりを数回、次に指先に力を入れて押し合ったまま手首を回転させることを数回、そして静かに合掌を。さらに両膝を曲げて両足の裏を合わせ、前後に10回ぐらい動かす。動かす距離は足の裏の長さのl.5倍とする。その後両手両足の裏を合わせた状態でl〜l0分停止。これを朝夕各l回実行。

腰痛に 東洋医学的民間療法 
痛くない方向に動かすことにより痛みを取り去る

一口に腰痛といっても、神経痛によるもの筋肉の炎症や打撲、ぎっくり腰など原因は一通りではありません。いずれにしても、腰痛は不快なもので、身体がスムーズに動かない というもどかしさもあります。そんな腰痛を自分だけで治す方法があります。仰向けに寝 て、両膝を立てたまま、両膝を ゆっくりと左、そして右に倒してください。どちらか一方に倒すと腰に痛みや抵抗があるか、その反対側には楽に倒せることが分かるはずです。両膝を立てたまま、楽なほうの足の膝を痛いほうの足の膝の上に乗せます。そしてゆっくり息を吸い、息を吐きながら上の足の方向に両膝を倒し、2〜3秒こらえてから、全身脱力してリラックス。これを2〜3回繰り返すことで治療効果が得られます。

☆腰痛を取り去る両膝横倒し療法

@両膝を立て、倒しやすいほうの膝を倒しにくいほうの膝の上に乗せ、息を吐きながら倒しやすいほうに倒す。
A倒して2〜3秒我慢した後、全身の力を抜いてリラックスする。

リウマチに 西洋医学 
里イモ湿布で痛みを取る温冷浴もぜひ実行したい

リウマチで患部が腫れて痛む時には、里イモ湿布(イモ薬)が効果的です。里イモのすりおろし10g、小麦粉10g、塩2g、おろしショウガ2gの割合で合わせたものを綿ネルなどに6mm厚に伸ばし患部に貼ります。熱が取れて痛みも去ります。リウマチは、血液循環が悪く、関節に蓚酸カルシウム溜ることが原因で、それを溶かそうとするために痛みが走るのです。対策としては、数種類の生野菜を泥状汁にしたものを摂り、生水や柿茶もよく飲んで、毛管運動を行います。こうすることにより血液がサラサラになって循環もよくなるのです。また、温冷浴も、血液の循環をよくし、体液の酸・アルカリのバランスも整えてくれるので、リウマチには大いに効果があります。温冷浴とは、14〜18度の水浴と42度の温浴を交互に繰り返して行うやり方で、各1分ずつ、水浴から始めて7回か9回、水浴で終わるようにします。家庭では、水浴はシャワー(下から上に浴びせる)で代用するといいでしょう。

頭痛に アロマテラピー 
ラベンダーが痛みを取ってすっきり気分にさせる

風邪をひいたせいで頭が重いとかあるいはその他の様々な理由で頭が痛いということも少なくないはずです。頭痛がする時は気分が晴れず何をしても楽しくないために、早く頭痛薬を飲んですっきりしたいと思う気持ちも分からないではないのですが副作用のある薬に安易に頼らなくても、頭痛を治す方法はちゃんとあるのです。 

 タオルを用意して広げ、赤ちゃんのにぎりこぶしくらいの範囲でお湯をたらして、そこにラベンダーを1滴落とします。それを枕の上に置いて、その部分がちょうど盆の窪(後頭部)に当たるように横になります。小さな部分ですが、温湿布で痛みが次第に和らいで来ます。頭痛の時にはよく眠るということも大切なのですが、ここでもやはりラベンダー。寝室にラベンダーの香りが漂えば気持ちが落ち着いてよく眠れます。

慢性疲労1 アーユルヴェーダ
規則正しい生活をすることが疲労を取り除く基本

「便秘」のところで、アーマについて説明しました。アーマが蓄積することで便秘となりますが、代謝が悪くなっているのですから、便秘のみならず、精神の不安定や身体の不調 を招きます。こういう状態が続けばいつでも疲れやすいということになってしまいます。慢性疲労の原因も、やはりアーマの蓄積なのです。では、アーマを蓄積させないようにするためにはどうしたらいいかといえば、何といっても、規則正しい生活をすることが基本となります。人間は宇宙からのエネルギーによって生かされているのですが、その宇宙からのエネルギーをロスなく受け取って健康体になるためには、規則正しい生活が不可欠なのです。既に朝6時前に起床して排便まですますべきということをいいましたが、朝6時〜10時はゆっくりと身体の準備を整える時間です。昼の12時から午後2時は胃や肝臓がよく働く消化の時間で、午後2〜6時は神経、循環器がよく働き、仕事、勉強、運動がはかどります。夕方6時から夜10時は神経を休ませる時間で、夜10時の就寝が理想的です。この理想に近づくことが完全な健康体への道なのです。

慢性疲労2 アロマテラピー 
ローズマリーの足湯により元気回復が期待できる

 何となく身体が疲れている気がする、もうひとつ気力が充実して来ないなどという時には、ローズマリー(あるいはメリッサ)の足湯を試してほしいと思います。洗面器かバケツを用意してお湯を入れて、ローズマリーやメリッサを2〜3滴垂らします。その中に踝か
ら下の部分を浸けておくだけで、次第に元気が回復して来るはずです。また、寝起きがすっきりせずに元気が出ないという時にも、またまたローズマリー。ローズマリーを1〜3滴落とした熱めのお風呂にはいると、心身共にシャキッとするはずです。さらに、やる気を出したい時には、オレンジ、ベルガモット、ペパーミントなどの香りを嗅ぐのがもってこい。人に対して心を開くことができます。

[上に戻る]

★アレルギーストレスに

(母)現代の暮らしには、毎日知らないうちに感じているストレスがあって、それがアレルギーやアトピーの原因となって症状を悪化させることもあるのよ。

(息子)お母さん、僕、おクスリを飲むってことは、なんだか僕の身体にとって、そのストレスってものになっているんじゃないかって気がする。せっかく「治りたい」っていってる体に、無理させるんじゃないかな。

アトピー1 東洋医学的民間療法 
塩浴療法を行いながら注意深く様子を見守ろう

 アトピー性皮膚炎は、現代における難病中の難病のひとつだといっていいでしょう。そこで、療法についても試行錯誤中のものが多いのですが、一応の効果のあるものについては、試してみる価値があると思われます。例えば、海水浴療法というものがあります。海水浴によってアトピー性皮膚炎を治そうというもので、一定の成果が報告されています。その海水浴療法の効果を家庭でも得られるように工夫したのが塩浴療法です。お風呂にはいり、浴槽から出て皮膚がまだ生乾きぐらいのところで塩をまぶすようにします。様子を見ながら3〜5分程度放置しておいて、それから洗い流します。気をつけたいのは、決してこすっていはいけないということ。あまり繰り返すのも刺激が強すぎて逆効果になる恐れがあるので注意が必要でしょう。アトピー性皮膚炎の子どもは、生活面での問題があるこ とも少なくないようです。基本的なことですが、早寝早起きをする、過食や偏食はしない、などといったことをきちんと守るということも忘れてはいけません。

アトピー2 アロマテラピー 
カモミールのハーブティで炎症を抑えるやり方もある

 乳幼児のアトピー性皮膚炎では、精油を使うのは難しいので、カモミールのハーブティを煮出したものを患部に塗り、炎症を抑え、同時に皮膚の代謝を高めます。3歳児以降で感染がひどい時は、洗面器のお湯にティートリー1滴を垂らしたものを、筆などで優しく塗ります。肌が乾燥し過ぎる時には、ホホバオイル30ml+ローズ1滴のオイルをお湯で溶いて塗ります。7歳児より上なら、ホホバオイル30ml+カモミール1〜2滴垂らしたオイルを塗る方法も。またスプレー容器に精製水を入れ、カモミールを1滴、ホホバオイルを表面1mm程度加えたものをスプレーする方法も効果的。スプレー液は早めに使いきります。カモミールは、ジャーマンカモミールがよいでしょう。

アレルギー・花粉症に 西洋医学 
温冷浴と裸療法の実行を食事の誤りも正す必要が

 西医学には、4つの基本原則というものがあります。四肢、栄養、皮膚、精神の4つがそれらで、この4つの要因が調和を保って初めて真の健康が得られると考えます。その中で皮膚についていうと、皮膚には、呼吸作用、体温調節作用、吸収作用という3つの重要な機能があります。皮膚を鍛えることが、健康につながることにもなるのですが、アレルギーや花粉症を治そうという時にも皮膚を鍛えることが非常に重要となります。皮膚を鍛える方法は温冷浴(リウマチの項参照)と裸療法です。裸療法は、部屋を開放して裸になる→部屋を閉じて毛布をかぶる、を@20秒→1分、A30秒→1分、B40秒→1分、C50秒→1分、D60秒→1分30秒、E70秒→1分30秒、F80秒→1分30秒、G90秒→2分、H100秒→2分、R110秒→2分、J120秒→しばらく横になる、の順で時間通りに繰り返します。これを1日1〜3回行います。また、食事は間食と白砂糖を避け、生野菜を十分に摂ります。

子どもの夜泣きに 東洋医学的民間療法 
へそ圧迫療法を行うと夜泣きせずによく眠る子に

子どもが夜泣きをするのは、昼と夜とを取り違えてのことです。その原因としては、お尻の汚れ、消化器などの不調による自律神経の失調、昼間の遊び疲れや興奮の影響、逆に運動不足、さらには発育段階から来る不安や恐怖といったものが考えられますが、いずれにしても子どもにとってもいいことではありませんし、母親の育児ノイローゼを惹き起こす可能性もあります。そこで、夜泣きを防ぐために、日中、子どもの機嫌のいい時に、へそ圧迫療法を実行してみてください。まず、子どもを仰向けに寝かせます。子どものお腹を出して、そのおへその上に、母親は左手を乗せ、さらに右手も重ねて乗せます。下の左手はそのままで、右に乗せた右手だけ、軽く静かに上下に振動させます。30回ぐらい振動させたら、次に3分ぐらい軽く圧迫をします。この時も、左手はそのままで右手に意識を集中させることがポイントで、これを子どもの体力などに応じで1日2〜3回行います。尚、母親の手が温かいということが前提条件となります

☆夜泣きを治すへそ圧迫療法

母親の温めた両手を子どものへその上に置き、上下に振動と圧迫を行う。

不眠症に アーユルヴェーダ 
足のオイルマッサージで快い眠りを得ることが可能

アーユルヴェーダでは、日々のストレスを取り去り、老化を防ぐために、オイルマッサージをお薦めしています。オイルマッサージは次の順で行います。
@頭の上→横→後(首筋から上に)と円を描くように。
A頬を上下に→アゴを左右に→頬を円を描くように。
B鼻の横を上下に→アゴと鼻の下もていねいに。
C耳は外側を軽くもむ。
D喉を下から上に→首の後も下から上に。
E肩は首に向かい下から上に。右左の順で。
F右肩を円を描くように→上腕を上から下に→肘を円を描くように。
G手首を円を描くように。
H手の甲から指の間を上下に。
I手の平を上下に。
J下腕を腋の下→肘→手の平の順で→G〜Iを同様に行う
  →小指から1本1本指を引っ張る。
K胸は内から外へ円を描くように。
L女性のみバストの周りをKと同様に。
M手の平で胸の中央を上下に。
N両手でお腹を右下から円を描く。
O背中を手の届く範囲で上下に。
P脇腹も上下に→腰は円を描くように。
Q右腰から大腿全体を円を描くように→膝から爪先方向へ同様に。
  この足のマッサージは、快適な眠りを得るのにもってこいです。
  また、一連のオイルマッサージを毎朝行うと、身体の緊張をほぐし、
  血行をよくして免疫系を向上させます。オイルはゴマ油を100度に
  熟した後冷ましたものを、お湯に浸けて体温程度に温めてから使用します。

☆快眠のための足のオイルマッサージ

既にご紹介した@〜Qに続いて、以下の1〜5を実行してください。
1踝を円を描くように→アキレス腱を上下に。
2踵も念入りに。
3足の甲も忘れずに。
4足の指の間と指そのものも。
5足の裏を上下に→土踏まずも。左足も同様に。

イライラに1 東洋的医学 
身体をグルグル回転させると神経が鎮まって来る

 何しろストレスの多い毎日です。ついイライラしてしまうことも少なくないはずです。このイライラを放っておくと、他人にあたるなど対人関係が悪くなる恐れも大で、ノイローゼにまでなってしまう可能性も。イライラすることがあったら、すぐにも解消してしまうことを考えるべきです。こんな方法があります。なるべく広い部屋で、仰向けに寝て、両手を一杯に伸ばして、上で指を組み合わせます。次に足もまっすぐ伸ばして、身体全体を使ってブルブルと転げ回ります。回転のスピードはできるだけ早いほうがよく、壁にどしんと突き当たった時に勢いよく跳ね返るのがちょうどいいぐらいです。この運動を5〜6回もやると、お腹が空いて来て、食欲が出て来ると同時に、気力も出て来ます。いつの間にか高ぶっていた神経も鎮まっています。それ以外でも、とにかく身体を動かすことが大切です。

☆イライラ解消の運動療法

仰向けに寝て、両手両足を伸ばし、両手指を組み合わせる。
そして全身で床の上を転がる。
回転のスピードは、壁にぶつかった時に勢いよく跳ね返るぐらいの速さがちょうどいい。

イライラに2 西洋医学  
大の字になって横になりゆっくり静かに腹式呼吸を

 イライラしたら、大の字になって横になり、ゆっくり静かに腹式呼吸しっつ20〜30数えます。次に座って、またゆっくり静かに腹式呼吸。さらに両腕を振って脱力すれば、もうイライラも解消されているはずです。イライラした時には背腹運動もお薦めとなります。 背腹運動は、まず11種類の準借運動を行います。

@両肩を同時に上下させる。
A頭を右に10回曲げる。
B頭を左に10回曲げる。
C頭を前方に10回曲げる。
Dアゴを引き頭を後方に10回曲げる。
E頭を右後方に10回回す。
F頭を左後方に10回回す。
G両腕を水平に上げ、頭を右と左へ1回ずつ回す。
H両腕をまっすぐ上方に上げ、頭を右と左へ1回ずつ回す。
I親指を中に拳を握り、腕を、肘から直角になるまで下ろす。
J腕全体を後に引きながら頭を後方に反らす。次に本運動で、
  正座して両膝を広げ腰から頭までをまっすぐにしたまま、
  時計の振子のように身体を左右に傾けます。
  傾く度に腹を突き出し、真ん中で元へ。1分50回で、500回を目標に。


[上に戻る]        



トータス株式会社 コピーライト